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ひびきのキャンパス

メッセージ(学部長)

ご挨拶

国際環境工学部長(大学院国際環境工学研究科長兼務) 井上 浩一(Koichi Inoue)

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 国際環境工学部は、21世紀の幕開けの年である2001年に北九州学術研究都市(北九州市若松区)に開設されました。以来、四半世紀近くにわたり、教育?研究において多様な取り組みを重ね、数多くの優れた人材を社会に送り出してきました。その根底には、「環境問題の解決」という、21世紀の人類が直面している最も重要な課題に対する強い使命感があります。

 北九州市は、20世紀に我が国の主要な重化学工業地帯の一つとして急速な発展を遂げた結果、負の遺産として廃棄物問題や環境汚染といった深刻な公害問題を抱えることになりました。しかしながら、これを地域社会の力で克服し、環境再生を果たしたという、素晴らしい歴史があります。国際環境工学部は、こうした地域の歴史と蓄積された実践知を継承しつつ、地球規模の環境問題をはじめ、現在のさまざまな社会課題に向き合いながら、科学技術の進展と新たな社会システムの創出に挑んでいます。

 近年、AIをはじめとする先端技術の急速な進展により、社会のあらゆるシステムが大きく変わりつつあります。このような変革の時代において、工学人材に求められる資質は極めて多様になっています。工学に関する専門知識はもちろんのこと、イノベーションを生み出す力、それを社会に実装する力、さらには持続可能な社会のビジョンを描き、それを実現する力などが求められます。国の第6期科学技術?イノベーション基本計画(2021年)では、「持続可能で強靱な社会や一人ひとりの多様な幸せ(well-being)を実現する社会」(Society 5.0)を目指すことが掲げられました。国際環境工学部で学んだ環境への深い理解と応用力をもった工学人材への期待は、これまで以上に高くなっていると考えられます。国際環境工学部では、これからも時代の要請に応える人材の育成を目指して、学生一人ひとりの成長に寄り添いながら、丁寧な教育を行います。

 国際環境工学部は、環境や技術に関心があり、将来、社会に役立つ仕事をしたいと考えている方の挑戦を心より歓迎します。そして、在学生、卒業生、地域の皆さま、産業界や自治体の皆さまとともに、よりよい未来の実現に向けて、歩み続けてまいります。今後とも皆様のご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

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